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恐怖、恐れとは?恐れと上手く付き合う方法

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恐怖とは内にある負の想像性

恐怖について話す前に、まずはこれだけは言っておくね!

みんなが恐れることをやってみよう。
そうすれば、確実に恐怖が消えていくから。

ゴキブリ恐怖症の人間に、ある実験をした時のこと。
実験の内容は、人間をベットに仰向けに寝かせて、顔の上にゴキブリが入った透明の容器をぶら下げるというもの。

・仰向けになってリラックスしているときの心拍数
・顔面にゴキブリが入った容器が降ってきたの心拍数

これを比べてみたのさ。それでね、リハーサルをやったのよ。透明の容器に何も入れないでシュミレーションだけやったんだね。そしたらさ、実際にゴキブリを入れた時と同じぐらい心拍数が上昇したわけ!

そこで分かったのが、ゴキブリ恐怖症の人間は、目の前のゴキブリを恐れているのではないということ。
彼らが恐れていたのは、ゴキブリのことを考えたときに心と身体の中で創り上げているもの。

これこそが、内にある負の想像性なんだね。

恐怖症だけでなく、あらゆる恐れに関しても同様のことが言えるんだね。

みんなが何かに恐れいているとき、恐れていると思う対象を恐れているんじゃないんだね。
自分の思っていることに恐れてるってわけ。

だからさ、世界にあるものを何も変えなくても、自分の内にある負の想像性を上手く打ち消すことができれば、素早く楽に恐れを解き放てることができるってわけなのさ。

目に見えたものは、事実以外のイメージをあなたに与える

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みんなは、何かを見たときに、目に見える範囲の事実以外のたくさんのイメージを受け取っちゃうんだね。

イメージのほとんどが、負の想像性をもたらすものであれば、結果的に、恐怖感を覚えるよね。

怖いもの知らずって言葉あるけど、これは恐怖症の対極で、自分で想像する能力がないから、何もイメージが湧いてこず、怖さを感じないってだけ。

負の想像性を吸収しやすくなってしまうことは、悪いことじゃないんだよ。
想像できるってことは、負の想像性の対処法だけ身に付けば、負は消して、プラスはさらに大きくすることができるからさ。

もし、想像してみて。
何も目の前が何も見えなくなったら、怖いよね?
だって、見えないってことは、決められていないってこと。
想像がばっーと広がっていくんだね。しかも、ネガティブのイメージの方が加速度が増すわけさ。

見えないってことは、実体を捉えれないということだから、実体を捉えることで恐れを消すって方法はなくなってくるよね。

でも、見えなくなった人たちというのは、ちゃんと幸福に生きているんだね。
人によってはさ、感覚が冴えわたって、目が見えている状態じゃ培うことができない領域に達するのさ。

ここで、冒頭で述べたフレーズをもう一度。

みんなが恐れることをやってみよう。
そうすれば、確実に恐怖が消えていくから。

みんなが恐れることを、自然にやるのか、やらざるを得なかったのか、それは人それぞれだけど、実際に突入してしまえば、恐れというのは、次第に消えていく。

恐れとは無知覚、無知であるということに由来する

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恐れとは内にある負の想像性だったね。
内にある負の想像性は、無知覚、無知だからこそ現れてしまう。

知っていれば、見通しがつくから、ある現象に対して、想像できる面積が小さくなるんだね。ということは、恐怖も小さくなるわけさ。

みんなが恐れることを経験し、乗り越え続けると、恐怖が後に消えていくイメージも見通しが付く。すると、恐怖をポジティブに捉えることができるのさ。

もう恐れに慣れまくった人ってのは、恐怖を感じた瞬間、知らない自分に出会えたご褒美だと喜び、未来に向けて、恐怖に楽しくダイブしていくんだよ!

なんか力強いよね。エネルギッシュだよね。恐怖をスリルに変えるっていう危なっかしいことじゃなくて、自己成長への喜びの種にしているところがミソだね。

そう考えるとさ、恐れって、人生の短期・中期・長期のターニングポイントってことが多いかもね。

日常生活やプライベートでもさ、恐れをきっかけに、やってみれば、そこからブレイクスルーするってこともありえるわけ。

恐れを知らないんじゃなくて、恐れを知ったうえで、やっていきながら、成長していく。
これって本当に素敵な過ごした方だよね。

恐れ多いの真実

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今回は恐れについて説明してきたよ。

恐れとは、内にある負の想像性。みんなが何かに恐れいているとき、恐れていると思う対象を恐れているんじゃなく、自分の思っていることに恐れている。内にある負の想像性は、無知覚、無知のせいで起こるから、みんなが恐れることをやれば、確実に恐怖が消えていく。

最後に、「恐れ多い」という言葉の意味について。
恐れ多いって言葉の意味にはね、「わが身にはありがたく、もったいない」という意味があるのさ。

要はさ、恐れが多ければ、わが身にはすげえーありがたいってこと。

だから、恐れが多くてもくじけないで。恐怖に負けないで。
恐れと向き合ってやってみれば、わが身にはありがたいと思えるような未来がたくさん待っているからさ。


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