「あの人プライドが高そう」と否定的なる人ほどプライドが高い理由
優れている人はプライドと上手く付き合っている
世間では「あの人プライドが高そう」という言い方ってよくするよね。
この構図って基本的に、一般の人→成功者で、一般の人が自分より優れた人に対して抱きやすい感情なわけさ。
例えば、普通の女の子が銀座のママを観て、「女性としてプライド高そう」なんて言ったりする構図。
でもね、これどちらかと言えば、普通の女の子の方がプライドが高いってことになるのよ。
なんでかっていうと、「あの人プライドが高そう」という発言をすることで、相手を否定しているからさ。
「女性として誇りを持っていそう」というポジティブな言い方が出来ないってことは、女性として自分が負けていることを認めながらも、相手を肯定していく余裕がなく、それでいて、否定的な発言をしてしまう。
その発言の裏には、羨ましさ、妬みなんかが含まれているんだね
つまり、「女性としてプライド高そう」とネガティブに発言する女性ほど、女性としてのプライドが高いってことになるの。
本当に成功している人や優れている人っていうのは、その過程でバランスのある幸せを獲得していくから、自分自身に誇りを持っているという意味でのプライドの高さはあるけれど、一般的に言う「プライドが高そう」ことにはならないのよ。
あの人プライドが高そうというのは、プライドによって、人間関係や生活に支障をきたしている状態のこと。
自分自身に誇りを持っていて、その誇りと上手く向き合っていれば、それは相手との関係も良くなるからさ、相手は「あの人プライド高そう」なんて思わなくなるわけさ。
でも、あまり関係を持ったことがなく、自己承認欲求が満たされていない人からすると、優れている人や成功している人は、「あの人プライド高そう」ってなっちゃうわけ。
プライドに見合った成功を手に入れること
あの人プライドが高そうと思われるのは、持っているプライドとやり遂げた成功が見合っていないから。
プライドに即した成功を手にしていれば、プライドが高そうだとは思われないはず。
ただし、基本的に自己承認欲求が満たされていない人間は、相手を批判することで、自分を守る傾向あるので、そういう人間に会った時は、対抗なんかせず、「この人はまだ余裕がないから、自分が余裕を持って接してあげなきゃ」ぐらいの交わし方ができるようになれば、かなりの上手だよね。
成功すればするほど、いろんな世界を知ることもできるし、経済的にも余裕ができ、相手に対して寛容的になることができる。
成功者で寛容的な性格の人間というのは、自己承認欲求が満たされていない人間に対して、その苦しみを想像することもできるし、自分が過去に通ってきた道だということを理解したうえで、その人のワガママで不条理な部分ですら認めてあげることができるんだね。
要は、その人の現在だけでなく、過去だったり、未来をイメージすることができるの。
成功することの一番のメリットっていうのは、性格がすごく改善されるということ。
でもね、これって自分に向き合う癖だったり、考える癖っていうのが大事。
じゃないと、成功したことによって性格が悪くなっちゃうっていうパターンもあるから。
自分と向き合って、考えることを続けなければ、自分や他人の過去・現在・未来をイメージできないから、今の自分を「どうだ!」と勝ち誇ったかのように見せつけてしまう。
だって、対峙する相手って敵じゃないよね。
敵だって思っている時点で、自己承認欲求がまだ満たされていないんだね。
1つの分野の成功で突き抜けたら、多様な分野のバランスを取りに行こう
プライドが高くて相手を害を加える人間と、プライドが高くて相手に益を与える人間の違いは、人間としてのバランスだね。
あるジャンルで成功したとするよね。
ほとんどの場合、仕事なんだけどね。
仕事で突き抜けた存在になった。でも…
・ファッションは微妙
・清潔感は微妙
・コミュニケーションは微妙
・エスコートは微妙
・気遣いは微妙
・遊びの知識は微妙
・プライベートは微妙
だったらどう?
・仕事でこんなに認められているのにモテない
・仕事でこんなに認められているのに人気ない
・仕事でこんなに認められているのに楽しくない
・仕事でこんなに認められているのプライベートがサッパリ
なんてなっちゃうよ。そしてたらさ、「仕事はできても、全然自分ってダメじゃん!」っていう自己否定が始まって、承認欲求が満たされなくなっちゃうのよ。そしたらさ、外から見たら成功しているのに、あの人は不幸せで、しかも、ひがんだりもするし、「あの人プライド高そう」というネガティブなイメージになるんだね。
一度、ある分野で突き抜けたらさ、人間としての衣食住のバランスを取ってみたり、欠点を補う努力をするってことが、超余裕のある人間になれるかどうかに繋がってくるんだね。
・実績も実力もある
・でも性格が荒れている
・相手に攻撃的だ
これじゃあ、せっかくの成功も、幸せの源になんないよね。
基本的にさ、自分が上手くいったらさ、周りの人がどんどん幸せになっていくっていう流れが起きないとダメなわけさ。
プライドが高いということは、とってもいいことだけど、自分の置かれている心と体の状況の違いで、相手に与えるプライドのイメージが変わっちゃうってことだ覚えておいて。
今回は以上!僕たちウサギのウザとカメのガメはプライドぜんぜんないからねー。
それではまた!
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2016年1月16日