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ウサギが超力説!イソップ童話「ウサギとカメ」の真実!

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イソップ童話は矛盾だらけ!?

どうも!ウサギのウザです!
今日はイソップ童話「ウサギとカメ」の真実について暴露していくね!

まず、この童話を作ったイソップさん!あんたすげえよ!
イソップさんは、古代ギリシアの寓話作家として知られているんだけど、もともとは奴隷だったんだ。
奴隷だけど、話がめちゃくちゃ上手いから、解放されて、その後、寓話の語り手として各地を巡って、地位を確立するんだ!

代表作である「ウサギとカメ」のおかげで、ウサギの僕もフィチャーされてる部分があるからさ、だいぶ感謝してんるんだよね。

たださ、日本じゃこの「ウサギとカメ」というのはやっかいものなんだ。
明治時代の初等科の国語の教科書にはさ、「油断大敵」というタイトルで掲載されていたの!

要はさ、ウサギが油断したせいで、小さい敵のカメに負けわけだからさ、結局ウサギにとっては何が最大の敵だったのかというと、油断だっていうこと。

日本の童謡になっているウサギとカメはこちら

福娘童話集に掲載されている音声を文字に起こしたからね。

カメの足が遅いのをウサギがバカにして笑いました。
すると、カメが言いました。
「あなたより、私の方が足が速いですよ。」

それを聞いたウサギは、
「あっははははっは!そんなことはないよ。では、競争してみようか?そうすれば分かるさ。」
と、言い、
「いいですよ。それでは、誰に審判をしてもらいますか?」
と、カメは言いました。
「キツネが利口だから、キツネに頼もう。」
とウサギは言いました。

そこで、キツネが競走を始める合図をしました。
「よーいどん!」
たちまち足の速いウサギがカメを引き離しました。
しかし、カメは諦めずに歩き続きました。
ふと、後ろを振り向いたウサギは、カメがあまりにも遅いので、
「勝負は俺の勝ちだ!」
と、安心して、途中で大きな木を見つけると、そこでひと休みしました。

それからしばらくして、ウサギは起き上がりました。
「あれー!?少し眠ってしまったか!まぁいい。どうせ、カメはまだ後ろにいるはずだからな。」
うさぎは大きく伸びをすると、そのままゴールに向かいました。
「よし!もうすぐゴールだ!」
「あれ!?」
自分が勝ったと思っていたのに、なんと、カメが先にゴールしていたのです。

上手な人でもいい加減にやっていては負けてしまいます。
また、下手な人でも、真面目にやれば、上手な人に勝つことができるのです!
おしまい

まずね、僕、バカにしてないわけ。カメのこと。
まだ、カメと仲良くなる前でさ、カメの事分かんないわけ。
だって、カメになったことないから。

だから、何気なくさ、「生活はそのスピード感なんだね」って言ったことが
カメにとってはとても傷ついたわけで、本当に今ではすまないと思うよ。

実際に勝負に関しても、僕がすぐにゴールに着きそうで、カメは当然着くわけないんだよ。
そうなると、ゴールテープを切ったら、勝ちっていうルールそのものが破綻してるのよ。
だって、本質は「どちらが足が速いか」ってことだから、もうわざわざ勝たなくていいっていうか…

カメを傷つけた罪悪感もあるし、大きな木を見つけて、あれこれ哲学してたら、眠くなっちゃて、寝ちゃったの

カメがキョトンとしていた

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結局、カメも最初の数十メートルで「本質的な負け」を認めてたんだって。
カメが言ってたのは「人間のフルマラソンだったら、ガチの大会で寝てる人間なんてありえない」ってこと。

だから、もう、最初の数十メートルでお互いが心の中でケリを付けてたのさ。

だから、レースが終わった後さ、ウサギの僕も、カメもなんだか切なくなって「飲みにでも行きますか!?」って感じ。
それで、お互いがすごく仲良くなったんだ。

それからは二人は良きライバルに

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それから、カメのことを「ガメちゃん」と呼ぶようになって、僕は「ウザっち」って呼ばれるようになった。
来る日も来る日も、一緒にスパーリングしながらさ、お互いを高めていったのさ。

それでさ、童話の「ウサギとカメ」は、一般的には

・上手でもしっかりしなければ、負ける
・下手でもしっかり続ければ、勝てる

ということだと思うんだけど、実際に勝負をしたウサギの僕と、ガメちゃんの意見は違うんだね。

それは…

勝負とは何かを常に考えて、行動すること

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勝ち組負け組ってあるでしょ?
特に人間って、自分が置かれた状況で、常に勝ちか負けかに分ける傾向があると思う。

でもさ、自分が価値を置いていないフィールドで、勝負を強いられる必要はないわけ。
物事の本質と勝負事のルールが異なることもあるわけ。

そこは競争(競走)が必要?
だから、僕たちが言いたいことは、比べる=競うではないし、何かを比べるときに多様な視点や深い意識を持っていこうよってこと。

ということで、これから僕たちをよろしくね!

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ウサギのウザ
カメのガメ

どうかよろしくお願いいたします!

僕たち、見ての通りへろへろだけど、頑張ってさ、アウトプットしていくからさ、ホントによろしく頼むね!

あ、ぜんぜん、ガメちゃんが喋ってなかった!

参考
ウサギとカメの教育文化史 横浜国立大学府川研究室
地球の名言


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